iPhoneが水没した時の対処法!基板修理や乾かし方、お米や乾燥剤での復旧法を解説

iPhoneが水没してしまったら、焦ってしまいますよね? iPhoneは精密機器のため、水に落としたり濡れてしまった場合、正しい対処をしないと内部に深刻なダメージを与える可能性があります。この記事では、iPhoneが水没した時の適切な対処法を、具体的な手順に基づいて解説します。

特に、お米や乾燥剤を使った応急処置や、基板修理が必要なケースについても詳しく紹介。さらに、水没後に音量やカメラが不調になる場合の対処法や、起動しない場合の修理方法も含めてご説明します。iPhoneを水没から救い出し、正常に使えるようにするためのガイドとして、ぜひお役立てください!

1. iPhoneが水没した時に最初に行うべきこと

1. iPhoneが水没した時に最初に行うべきこと

すぐにiPhoneの電源を切る
水没している状態でiPhoneを使用すると、内部でショートしてしまう可能性があります。まずは電源を長押しして強制的にオフにしましょう。

iPhoneを完全に乾燥させる
iPhoneを振って水を取り除こうとしないでください。水分が内部にさらに広がってしまう可能性があるため、なるべく静かに乾燥させることが大切です。

充電やケーブル接続を避ける
水没直後に充電やケーブルを挿すと、ショートしてiPhoneに深刻なダメージを与えてしまうことがあります。完全に乾くまでは、充電や接続は避けてください。

2. iPhoneを乾かすための正しい方法

2. iPhoneを乾かすための正しい方法

乾燥剤を使った方法

最も効果的な方法は乾燥剤を使うことです。iPhoneを乾燥剤(シリカゲルなど)と一緒に密閉できる袋に入れて数日放置すると、内部の水分が徐々に吸い取られます。

お米を使った応急処置

お米を使った乾燥法は古くから知られていますが、一時的な応急処置として有効です。iPhoneをお米の中に埋め、数日間放置することで水分が吸収されます。ただし、お米の粒が充電ポートなどに入り込む可能性があるため、後で清掃が必要になることも。

完全に乾燥するまでの時間

水没後にiPhoneを乾かすには、最低でも48〜72時間程度放置することが推奨されます。焦って電源を入れると、内部に残った水分でさらなる故障の原因になることがあるので注意が必要です。

3. iPhoneが水没後に起動しない場合の対処法

3. iPhoneが水没後に起動しない場合の対処法

iPhoneが乾燥した後も起動しない場合、基板や内部パーツが損傷している可能性があります。以下の対処法を試してみましょう。

強制再起動を試みる

iPhoneが応答しない場合、強制再起動を試してみましょう。iPhone 8以降の場合、音量の「上げる」ボタンを押して離し、その後「下げる」ボタンを押して離し、次にサイドボタンを押し続けてAppleロゴが表示されるまで待ちます。

iTunesやFinderで復元を試す

PCにiPhoneを接続し、iTunes(Windowsの場合)またはFinder(Macの場合)を使って復元を試みることができます。ただし、復元中にデータが消える可能性があるため、事前にバックアップを取っていることが望ましいです。

4. iPhone水没後に基板修理が必要なケース

4. iPhone水没後に基板修理が必要なケース

水没が原因で、iPhoneの基板が損傷している場合、通常の乾燥やリセットでは復旧できません。基板修理が必要となる状況を以下に示します。

基板修理が必要なサイン

  • 電源が全く入らない、もしくはAppleロゴから進まない場合
  • 音量ボタンやキーボードが効かなくなる
  • カメラ機能が作動しない
  • 充電しても電池が溜まらない

こうした場合、専門の修理店での基板修理が必要です。基板修理は高度な技術が必要なため、自分での修理は避け、専門家に依頼しましょう。

5. iPhoneが海水に浸かってしまった場合の注意点

5. iPhoneが海水に浸かってしまった場合の注意点

海水に浸かったiPhoneは、淡水よりもさらに深刻なダメージを受ける可能性があります。海水は塩分が含まれているため、内部のパーツを腐食させてしまいます。

海水に浸かってしまった時の対処法

  1. すぐにiPhoneを水で軽くすすぎ、塩分を洗い流します。その後、乾燥剤などを使ってしっかり乾燥させます。
  2. 乾燥が不十分なまま電源を入れると、塩分が電気を通してしまい、ショートする恐れがあるため、完全に乾燥するまで電源を入れないようにしましょう

6. iPhone水没時のよくある質問【FAQ】

6. iPhone水没時のよくある質問【FAQ】

Q1: iPhoneをお米に入れて乾燥させる方法は本当に効果がありますか?

A: お米は一時的な応急処置として使えますが、乾燥剤の方が効果的です。お米の粒がポートに入り込むリスクもあるため、使用後の清掃が必要になる場合があります。

Q2: iPhone水没後に音量やカメラが機能しなくなりました。修理が必要ですか?

A: 水没後に一部機能が正常に動作しない場合、内部の基板やパーツが損傷している可能性があります。修理店に基板修理を依頼することが推奨されます

Q3: iPhoneを水没させた場合、すぐに修理に出すべきですか?

A: 水没後はできるだけ早く乾燥させることが重要です。電源が入らない場合や、一部機能が使用できない場合は、すぐに専門店で修理を依頼するのが最善です

まとめ

まとめ

iPhoneが水没した場合の対処法は、いかに早く適切な処置を行うかが重要です。まずは電源を切り、乾燥剤を使って内部の水分を取り除くことが必要です。お米も応急処置として使えますが、最終的には専門の乾燥剤や修理が必要になる場合があります。

基板修理が必要な場合は、専門の修理店に依頼し、確実に復旧させることを目指しましょう。この記事が、iPhone水没からの復旧に役立てば幸いです。

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