iPhoneが水没した場合、すぐに適切な対処を行うことが重要です。
水没後にiPhoneが突然電源が落ちる、基盤がショートする、画面に黒い影やシミが現れるなど、さまざまなトラブルが発生することがあります。この記事では、水没したiPhoneの挙動や、強制再起動や圏外になる場合の対処法、さらにカメラが曇る、水没後に本体が熱くなるなどの症状に対する解決方法を詳しく解説します。
また、iPhoneの水没トラブルを防ぐためのクリーニング方法や、米びつを使った応急処置の効果も紹介します。早めの対応で、大切なデバイスを守りましょう。
iPhone水没時の最初の対処法
iPhoneが水没したら、まずは電源をオフにしてください。
水に落としてしまったiPhoneがまだ動作していても、内部に水が入り込んでいる可能性が高いため、無理に操作を続けると基盤ショートなどの大きなトラブルにつながる恐れがあります。また、充電ケーブルやイヤホンなどの接続もすぐに外しましょう。
次に、乾燥させることが重要です。
よく知られている対処法として、米びつに入れるという方法がありますが、これは一時的な応急処置にすぎません。完全に乾燥させるには、専用の乾燥剤を使用することが推奨されます。自然乾燥は、電源を入れずに少なくとも24時間は行いましょう。
iPhone水没後のトラブルとその対処法
水没後のiPhoneには、以下のような症状が現れることがあります。各症状に合わせた解決策を見ていきましょう。
1. iPhoneがリンゴループで動かない
水没後にiPhoneがリンゴループ(Appleのロゴが繰り返し表示される状態)になった場合、まずは強制再起動を試みてください。それでも解決しない場合は、リカバリーモードを使用して復元することが有効です。ただし、基盤がショートしている場合、物理的な修理が必要になることもあります。
2. 画面に黒い影やシミが出る
水没後、画面に黒い影や黒いシミが出てくる場合、ディスプレイがダメージを受けている可能性があります。この場合、画面の交換や内部クリーニングが必要です。特に、iPhoneが暗くなったり画面が暗いままになったりする場合は、プロに修理を依頼しましょう。
3. iPhoneが圏外になったりカメラが曇ったりする
水没後、iPhoneが圏外になったり、カメラに曇りが生じる場合があります。これは内部の湿気やダメージが原因です。早めに内部のクリーニングを行い、カメラやアンテナの状態を確認することが大切です。湿気が原因の場合、乾燥が進むと一時的に復旧することもありますが、完全に改善しない場合は修理が必要です。
iPhone水没後に避けるべきこと
強制的に電源を入れない
水没後に電源が切れていたり、リンゴループになっている場合でも、無理に電源を入れようとしないでください。内部の水がショートを引き起こす可能性があります。
ドライヤーや電子レンジを使わない
水没後、早く乾かしたいからといってドライヤーや電子レンジを使うのは絶対に避けましょう。高温にさらすことで、iPhoneの基盤や他のパーツがさらにダメージを受ける可能性があります。
充電やアクセサリの接続をしない
水没直後のiPhoneに充電器やイヤホンを接続すると、ショートのリスクが高まります。完全に乾くまで、充電や外部デバイスの接続は避けましょう。
iPhone水没時にすぐにすべきことと、修理に出すべきタイミング
最初の対処法を行っても問題が解決しない場合は、専門の修理店に持ち込むことが重要です。特に基盤修理が必要な場合や、カメラが曇って圏外になる症状が続く場合は、プロによる適切な診断と修理が必要です。
札幌市にお住まいの方は、スマートクリアで迅速かつ信頼できる修理サービスをご利用いただけます。水没したiPhoneでも、データを守りつつ復旧することが可能ですので、まずはご相談ください。