水没復旧の注意点
当店の水没したアイフォンの復旧率は、85.5%(2019年7月現在)となっております!
キャリアやAppleの保証を使うと、データは確実になくなり、新品と交換となります。
スマートクリアでアイフォンを復旧すれば、大切なデータはそのまま復旧する事が可能です!
ただ、復旧をする前にご理解を頂きたいことがあります。
水没iPhoneの大半が、電源すら入らない状態であることを考えれば、
復旧率は高いのですが、中には復旧が不可となり、救えなかったiPhoneが存在するのもまた事実です。
また、iPhoneが水没した場合、どこに影響が出たのかによって復旧方法(交換パーツ)が様々です。
このページでは、代表的な3種類の復旧方法をご紹介いたします。
1、内部クリーニングのみで復旧する
水没したiPhoneは、まず一度すべて分解し内部クリーニングを行います。
ホコリや汚れを落とすのはもちろんですが、水没による腐食(サビ)を綺麗にするために行う作業です。
コネクタ部分にちょっとした腐食がついている程度のでしたら、この内部クリーニングのみで復旧するiPhoneも少なくありません。
水没復旧は、高額だと思われているお客様もおおくいらっしゃいますが、
内部クリーニングのみで復旧した場合は、¥7,700(税込)で完了いたします。
こんなに簡単に安く治るとは思わなかった!と驚き、喜んでくださるお客様も多くいらっしゃいます。
「内部クリーニング」を行う場合、
全機種一律:¥7,000(税別)でございます。
水没時の内部クリーニングについてはコチラからご確認ください。
2、内部クリーニング+Dock・Lightningコネクタ交換で復旧する
水没後に不具合が起きやすい部品のひとつのDock・Lightningコネクタ。
こちらは、バッテリーともっとも密接な関係のため、影響を受けやすくなっております。
また、別の故障原因としまして腐食(サビ・緑青)によるものがあります。
汗や、赤ちゃんのヨダレなど、気づかないくらいの些細なことでアイフォンの中に水気が入ってしまい、
それが原因で故障してDock・Lightningコネクタが故障してしまうということも少なくありません。
Dock・Lightningコネクタが故障すると出てくる症状としましては、
・充電が出来なくなる
・ホームボタンが効かない・反応しづらい
・通話マイクが使えなくなる
など様々です。
Dock・Lightningコネクタは多くの部品と密接になっている為、症状も様々です。
そんな重要な部品にもかかわらず、むきだしの状態になっている為、
水没時にはどうしても影響を受けやすく、部品交換をせざるを得ない場合が多いです。
「内部クリーニング+Dock・Lightningコネクタ交換」を行う場合、
各料金の合計金額から、重複作業代としまして1,000円割引いたします。
Dock・Lightningコネクタ交換料金はコチラからご確認ください。
3、内部クリーニング+バッテリー交換で復旧する
水没をしてしまうと、バッテリーに不具合が生じる場合が非常に多く、
水没復旧の6,7割近くがバッテリーの交換が必要になります。
水没後に、勝手に電源が落ちてしまったiPhoneに関してはほぼ確実にバッテリー交換が必須です。
なぜかというと、水没した事によりバッテリーの電圧に異常が発生し、それによって電源が落ちてしまうからです。
異常があるバッテリーを使い続けて、他の部品等にも影響を及ぼす可能性がありますし、
水に濡れた衝撃で、大きな電流が流れたバッテリーをそのまま放置し使い続けると膨張したり、
発熱したりと非常に危険ですので、すぐに交換が必要です。
「内部クリーニング+バッテリー交換」を行う場合、
各料金の合計金額から、重複作業代としまして3,000円割引いたします。
アイフォン水没後の対処について
アイフォン水没時に絶対にやってはいけない行動です。これさえ守れば復旧率はとても高くなります。
1.iPhoneを激しく振らないコト!
2.電源を入れないコト!
3.ドライヤーで乾さないコト!
4.電子レンジでチンしないコト!
上記4点は絶対に行わないでください。
そして、水没後の最善な対処方法は、
1.SIMトレーを抜き出す!
2.電源が入っている場合は、切る!
3.タオルでよく拭く!
4.シップロックに乾燥剤を入れてiPhoneと一緒に保管!
以上の4点を最低限守っていただくと、復旧可能率が高くなるかと思います。
そのまま放置は危険です!!
『復旧に出すのはめんどくさいし・・・』
『別に使えてるし、このまま使っちゃえ!』
そんな状態で、使い続けている方も多くいらっしゃると思いますが、それはとっても危険です!
水没復旧希望で、iPhoneを持ってこられる方の半数ほどの方は、
「水没したけど、しばらくそのまま使えていたのに、急に電源が入らなくなった。」という状態です。
今まで使えていた為か、ちょっと復旧すればまた使えるようになると思ってしまうお客様も少なくないのですが、
この状態での復旧が実はもっとも復旧が難しいのです。
確かに水没直後は使えていたのですから、その時点では各パーツ共に無事(厳密には無事ではないが)だったわけですが、
それが使えなくなってしまったという事は、確実にどこかが壊れてしまったという事です。
そして、電源が付かない状況というのは、なぜかというと使っている内に水が浸み込んでしまってショートしてしまったからこそ、
電源すら入らない状態になったのです。
ショートした時にもっとも多いのがバッテリーの暴走と、それを受け止めるドックコネクタの故障です。
最悪の場合ですと、基盤がショートすることもあります。
水没したのに動いている、というのはラッキーなことです。
正常に動いているということは、パーツ交換しなくても適切に内部クリーニングをして乾燥させて腐食を防いであげれば復旧する状態です。
だからこそ、すぐに電源を切って内部クリーニングを施す必要があるのです。
内部に水が残っている状態で使い続けるなんて、わざわざ故障させているようなものです。