iPhone11シリーズ、発売からもう5年も経っているのはご存知でしたか?
まだまだ現役で使えるiPhone11ですが、バッテリーの持ちもそろそろ心配になってくるのでは…
リチウムイオンバッテリーの寿命は、一般的には約2〜3年または300〜500回の充放電サイクル程度とされています。ただし、寿命はさまざまな要因に影響されるため、使用環境や管理方法によって変動します。
スマートクリアMEGAドン・キホーテ新川店ではiPhoneのバッテリー診断も無料で行なっています。
リチウムイオンバッテリーの寿命に影響を与える要因
充放電サイクル
- バッテリーの寿命は、充電と放電を繰り返すことで徐々に劣化していきます。1回の充放電サイクルとは、バッテリーを0%から100%まで充電したり、100%から0%まで使い切ったりすることです。
- ただし、バッテリーが毎回完全に使い切られるわけではなく、50%から80%程度の充電を繰り返す方がバッテリー寿命には優れています。頻繁に満充電や深い放電を繰り返すと、劣化が早く進みます。
温度
- 高温や極端な低温の環境で使用することは、リチウムイオンバッテリーの劣化を加速させます。理想的な温度範囲は約20〜25度の間です。高温(例えば40度以上)に長時間さらされると、バッテリーの寿命が短くなる可能性があります。
過充電や過放電
- 過充電(バッテリーを100%以上に充電し続けること)や過放電(バッテリーが0%まで使い果たされること)も、リチウムイオンバッテリーの寿命に悪影響を与えます。現代のデバイスはこれらを防ぐための保護回路が組み込まれていますが、長期間放置されたり、適切に管理されなかったりすると起動不良に陥ったり再起動を繰り返すなどの影響が出ることもあります。
充電速度
- 高速充電(急速充電)を頻繁に行うと、バッテリーが熱を持ちやすくなり、劣化を早めることがあります。できるだけゆっくり充電する方が、バッテリーの健康を保つのに効果的です。
使用頻度
- バッテリーを頻繁に使うデバイス(スマートフォン、ノートパソコン、電動車両など)は、早い段階で劣化する可能性があります。逆に、あまり使わない場合でも、長期間放置するとバッテリーが劣化することがあります。
バッテリーの劣化具合
バッテリーの劣化は、最初はあまり目立ちませんが、何回かの充放電を繰り返すうちに、充電できる容量が減少していきます。例えば、リチウムイオンバッテリーは通常、容量が80%程度に減少した時点で交換を考えるのが目安です。
iPhoneは、バッテリーの劣化具合を設定画面からご自身で確認することができます。詳しくは「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」でご確認ください。メーカーでも最大容量が80%を下回る場合、交換を推奨されています。あくまでも目安の数字となるため実際の最大容量とズレていたりする場合もあるため、詳しくはスマートクリアスタッフにご相談いただければ充電回数や最大容量を無料で診断させていただいております。
バッテリーの寿命を延ばすためのコツ
- 充電のタイミングを見極める:完全に使い切るのではなく、20%〜80%の間で充電を行うのが理想的です。
- 極端な温度を避ける:デバイスを高温の場所(直射日光の下、熱源の近くなど)や極端に寒い場所に置かないようにしましょう。
- 適切な充電方法を使う:できるだけ公式の充電器や適切な電圧・電流を提供できる充電器を使い、高速充電を避けると良いです。
まとめ
リチウムイオンバッテリーの寿命は、使用頻度や充電管理、温度管理に大きく依存します。通常、2〜3年または300〜500回の充放電サイクルで劣化が始まりますが、適切な管理を行うことで、長持ちさせることが可能です。デバイスのバッテリーが交換時期に達したと感じた場合、早めに交換することが推奨されます。
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